いらっしゃいませ。ここは運慶についての掲示板です。運慶についていろいろ語っちゃってください。特別拝観情報などお知らせいただけると管理人は喜びます。運慶以外でも美術関係・旅行などの話は国内・海外を問わず歓迎します。はじめましての人はどこからここサイトに来たかなど、簡単な自己紹介をお願いします。そのあとはご自由に雑談してください。なお、誹謗中傷、広告、マナー違反、法律違反、なりすましなどは予告なく削除します。また、書き込みできないなどのトラブルはメールフォームよりお知らせください。
前回書いた昨年4月から現在までの10ヶ月間の運慶に関する情報を書きます ●光得寺大日如来のCT撮影と納入品模型展示 2008年11月の佐賀県での「運慶流」展を機に九州国博で光得寺大日のX線CT断層撮影を実施。「MUSEUM」No.621(2009.8)に調査報告掲載。CT画像を基に納入品を樹脂で立体的に復元。昨年夏に上野東博で大日如来本体と納入品模型が展示されたので見に行ってきました。五輪塔形納入品の拡大復元模型などもあり、解体修理しなくても内部の様子が分かるということに世の中の進歩を感じます。これで文字が読めたらいいのですが、そこまで科学が進歩するのはいつのことか。高野山八大童子でもCT撮影をやってほしいと思います。 ●六波羅蜜寺地蔵のX線撮影 2008年7月の東博での「六波羅蜜寺の仏像」展を機に六波羅蜜寺地蔵菩薩坐像他のX線撮影を実施。「MUSEUM」No.620(2009.6)に他の仏像(地蔵立像、平清盛、弘法大師、運慶、湛慶など)と合わせ調査報告掲載。同報告書によると「(地蔵菩薩坐像は)内刳りは材を厚く残しているため、かなり重くX線の透過が悪いが、五輪塔に似た納入品を確認」とあります。掲載写真を見ると五輪塔形の胴体部分が筒状に長く延びていて、願成就院、浄楽寺、光得寺、真如苑大日などに見られる五輪塔とはかなり異なるものです。この像がX線撮影により納入品を確認されたのは初めてであり、今後の詳細な研究が待たれます。なお、以前から知られていた地蔵菩薩版画の納入品は、膝前の矧ぎ付け部内刳りに納入されていたものであり、今回の胴体部とは別の場所です。上記MUSEUMに納入状況の写真あり。 ●運慶に関する本の紹介 2009年8月にミネルヴァ書房よりミネルヴァ日本評伝選「運慶―天下復タ彫刻ナシ―」(根立研介著)発行。現在までの全ての成果を網羅した本です。(興福寺の木造仏頭、称名寺光明院の大威徳明王、上記六波羅蜜寺地蔵のX線撮影による納入品まで記載。)書評は2009年9月22日の産経新聞に掲載。 ●テレビ番組の紹介 2009年11月3日NHKハイビジョン「プレミアム8 巨匠たちの肖像」で「運慶 仏像の常識覆す創造の秘密」(90分)を放送。 この番組を再編集したと思われる番組が今度放送されます。 2010年2月7日09:00〜 NHK教育 日曜美術館「夢の運慶 傑作10選」 再放送は2010年2月14日20:00〜 1月30日の日曜美術館の予告で光明院の大威徳明王を運んでくる映像が出ていましたが、これは11月3日のハイビジョンの映像と同じものです。このため、全体の内容もハイビジョンのものを半分に縮めたものと思われます。
ごぶさたしてます〜。 ちょっと諸般の事情により、スパム消去以外の管理業務が完全に停止していました。 すみません〜。 諸般の事情は変わってないんですが、まあ、現在の非常事態がだんだんふつ〜になってきたので、とりあえずもうちょっとネットに戻ってこようかと思います。いまさらですが、放置していたレスをつけました。とんでもなく遅れて申し訳ありませんでした。 で、気を取り直して、テレビ情報をっ。 仏像大好。という番組がはじまったようです。 第1回は東大寺をやっていて、サンテレビの早朝の再放送で見ました。 で、第2回は円成寺大日如来で、京都テレビの放送で見ました。 しまった、掲示板に書かなければ〜とあわててここに書きにきてます。 本日、火曜日にサンテレビがたぶん第2回をやります。 20:54 〜 21:24 この再放送が 1/16(土) 7:30 〜 8:00 明日、水曜日にBS11で第2回 21:00 〜 21:30 あと、全放送局の放送時間は、 BS11 毎週(水)よる21:00〜 tvk 毎週(木)よる21:00〜 テレ玉 毎週(火)よる19:30〜 チバテレ 毎週(水)よる21:30〜 三重テレビ 毎週(金)よる22:30〜 KBS京都 毎週(日)あさ 7:30〜 サンテレビ 毎週(火)よる20:54〜 だそうです。京都テレビ以外はまだ第2回は見れると思いまする。 テレ玉は本日第1回です。 それ以外の放送予定については、公式サイトまで。 http://www.butuzou-daisuki.jp/
本日から上野東博で毎年恒例の新指定文化財特別陳列が始まったので見にいってきました。例のオークションの大日如来(真如苑)も、今年重要文化財に指定されたので出ていました。これを見るのは3年ぶりぐらいですが、今回は山本勉氏の論文(MUSEUM 589号)を持っていったので、解説を読みながらじっくり見てきました。オークションで高額がついた例の仏像ということを知らないで見ている人が多いようでした。5月10日まで。今なら阿修羅展に出ている西金堂釈迦(木造仏頭)と2体の運慶が上野で見られます。 ついでに都内の大きな本屋で日本彫刻史基礎資料集成鎌倉時代造像銘記1を立ち読みして、薬王薬上菩薩の頁を確認してきました。この中の解説を読むと「薬王・薬上菩薩を西金堂の仏頭、手、化仏、飛天と比べると、目鼻立ちの造作や飛天の胴の短い体形に共通性が認められ、同一工房の作と認めてよいだろう」とありました。この本は3、4年前の発行であり、木造仏頭が運慶作という論文(毎日新聞社の仏教芸術)が出たのが昨年ですから、当然運慶という意識を持たずに書かれたものです。仏頭が運慶なら薬王薬上菩薩も「同一工房」の運慶作品ということになってしまいます。ごく最近薬王薬上菩薩について書かれたものは下に述べた阿修羅展の図録のとおり、「運慶の作風とは隔たりがある」「運慶と近い関係にあった一流の奈良仏師」となっています。 昨年ぐらいからの美術史学会における運慶研究の話題は、「初期の文治・建久の頃の源氏方御家人(願成就院=北条時政、浄楽寺=和田義盛、光得寺・真如苑=足利義兼)のための造仏と晩年の幕府要人(特に北条氏)のための造仏は質が違っている。幕府側は運慶の作ということを権威付けのために使っている」という点にあるようです。このへんのことはまだ学会内の研究発表会にとどまっているようですが、早く一般向けの本を出してほしいものです。また、晩年の幕府要人向けの作品は残っていませんが、これに近いものとして、称名寺光明院の大威徳明王が発見されたことは貴重で、今後もこの時期の作品が発見されることが望まれます。
こちらもレス大変遅れてすみません。いまさらもう読んでおられないと思いますが、一応レスつけます。 > 昨年ぐらいからの美術史学会における運慶研究の話題は、「初期の文治・建久の頃の源氏方御家人(願成就院=北条時政、浄楽寺=和田義盛、光得寺・真如苑=足利義兼)のための造仏と晩年の幕府要人(特に北条氏)のための造仏は質が違っている。幕府側は運慶の作ということを権威付けのために使っている」という点にあるようです。 権威付けっていうのはありがちでしょうね。 ぜんぜん違う比喩で恐縮ですが、今季の村主章枝選手のプログラム、当初はバフタン・ムルバニゼというあまり有名でない、最近まで選手だった方の振り付けとなっていましたが、全日本選手権のプログラムではローリー・ニコルという、とても有名な振付師の振り付けに変わってました。プログラムのぱっと見はそんなに変わっていなかったので、ローリーが手直しをしたのでネーム・バリューを考えてローリー作品ということにしたんだと思います。 同様のことも、鎌倉時代にも起こっただろう、と思うし、ひょっとしたら完全な名前貸しということもありえたんじゃないかと。 ので、やっぱり作風の研究がもうちょっと進むといいんですが。 またまたぜんぜん違う比喩ですが、イギリスのブルース・チャトウィンという作家は、元サザビーズに勤めていたんですが、サザビーズ時代に18歳でピカソの贋作を見破ったというエピソードが知られているそうです。でもオックスフォードに進学しようとして失敗して、最初はポーターとしてサザビーズに入ったそうなので、お勉強的なものはそんなに強力にできる人ではないのかもしれません。イギリスだから鑑定家に抜擢されましたが、日本だとポーターはポーターのままですよね。たぶんこういうのは才能の問題なので、そういう人を起用するシステムが社会にないと、作風についての研究は進まないかもしれません。日本にはたぶん、そういうシステムはないでしょうね〜。
昨日上野東博の阿修羅展に行ってきました。開催後初めての週末だったのですごい行列でしたが、お目当ての鎌倉彫刻の回りはそれほど混んでいなくて、例の西金堂仏頭や薬王、薬上菩薩はじっくりと見ることができました。 「運慶」の仏頭について、同展の図録には「低めの位置から撮影すると頬の肉付きは豊かで抑揚があり、願成就院等の運慶作品との差は縮まる」と書いてあったので、こちらも姿勢を低くして眺めていると、だんだん「これは運慶としても良いのでは」という気になってきました。 これが運慶なら、それと一具の像として作られた薬王薬上菩薩はどうなのか、ということが当然気になります。昭和45年発行の岩波奈良六大寺大観興福寺2では、作者に関する記述は全くありません。今回の図録では「切れ長の目、唇、耳の形など仏頭と似ている部分もあるが、運慶の作風とは隔たりがある」「運慶ならば衣文表現にもっと乾漆的な粘りを表現するだろう」「作者は運慶と近い関係にあった一流の奈良仏師とみられる」とあり、かなり踏み込んだ記述をしています。(薬王薬上菩薩に関する主な文献として、日本彫刻史基礎資料集成鎌倉時代重要作品編1はまだ確認していないので、そのうち図書館でも行って調べてきます) 私の感想としては、大きくて立派な、なかなかいい作品で保存状態もよい。文治、建久の頃の運慶周辺作品に見られるはつらつとした雰囲気よりも、その後の北円堂弥勒仏や旧食堂千手観音などに見られるやや重苦しい雰囲気を持っている。仏頭との10数年の隔たりもあり、これを運慶一門とするのにはちょっと躊躇する、といったところです。 この薬王薬上菩薩は興福寺内にあってもあまり公開されていなかったせいもあり、今までほとんど注目されていなかったように思えます。西金堂仏頭の作者が運慶になったことでもあり、今度中金堂が再建されて現地でも容易に拝観できるようになれば、もっともっと注目され研究が進むということも期待できるのではないでしょうか。 なお、美術史家が語る「作風」ということに今ひとつ信を置けないということも今回感じました。阿修羅展には中金堂の四天王4体も出ていましたが、この作品は最近の研究で本来の南円堂四天王(康慶作)であるということが定説になってきました。上記の岩波六大寺大観では「モデリングに張りがなく、彫法にもやや形式化の傾向が認められるので、その製作は十三世紀初頭までは遡り得ないであろう」と書かれています。以前の認識はその程度だったのです。像内納入品、銘文、文献資料などが新しく発見され、作者の帰属が明確になってくると、「そう言われてみれば作風もその作者のものだ」ということになってしまう。まあ、そんなものかもしれませんね。「運慶」の仏頭の件もあることだし。
レスが大幅に遅れてすみません。ちょっといろいろありまして、ネット上からほぼ消えていました。いまさら読んでいないと思いますが、一応お返事させていただきたいと思います。 > 「運慶」の仏頭について、同展の図録には「低めの位置から撮影すると頬の肉付きは豊かで抑揚があり、願成就院等の運慶作品との差は縮まる」と書いてあったので、こちらも姿勢を低くして眺めていると、だんだん「これは運慶としても良いのでは」という気になってきました。 そういえば「仏像大好。」というテレビ番組でも、「仏像は下から見るように作ってあるんだよ」という話をちょうどやっていたのを思い出しました。でも個人的には運慶はあまり下から見るように作っていないイメージがあるんですがっ。大きいものと小さいものとでは変えているかもしれないですけど。 個人的には、あの仏頭は興福寺関係で何度か見ていて、きれいだな〜とは思ってましたが、運慶っぽいと思ったことはなかったです。なんか、発表があった当時も、みんなあまりピンと来てなかったかんじでしたよね。でも、絶対に誰か有名な作り手に帰属してなきゃおかしい域のできばえではありましたがっ。 > なお、美術史家が語る「作風」ということに今ひとつ信を置けないということも今回感じました。 これは、日本の美術史の研究というのは基本的に文献の研究なのかな、と思います。美術の勉強と美術史の勉強が分かれてしまっているのではないかな、と。実際、作品認定の決定打が文献みたいなので。あと、やっぱり共同作業だから、部分部分で作者がちがうのではないか、とも思います。実際、北円堂の無著・世親の衣のすそとか、作り方が違っているという話を読んだことがありますし。北円堂の三体は、顔は運慶が作って、身体は息子たちにまかせたのかな〜というのが、個人的な予想です。で、サインは三人で三体、分けて書いたんじゃないかな〜と。ま、単なる個人的な予想ですけど。 というか、もちろんもしそうなら、それもちゃんとどの部分が誰作、というところまで研究が進むといいんですけどね〜。
24日発売の芸術新潮1月号、運慶特集です。 山本勉氏の解説なので、下に書いた「運慶にであう」とほぼ同じ内容ですが、質問に答える形式なのでより分かりやすいこと、参考文献のリストがあることなど、おすすめできる本だと思います。 上野東博で開かれる阿修羅展の紹介が出ていますが、朝日新聞社のHPを見ると中金堂薬王・薬上菩薩が出るとのこと。数年前に上野芸大で開かれた興福寺国宝展には出なかった(関西の会場では薬王・薬上が出品された)私にとっては八部衆・十大弟子よりもこちらの方が楽しみです。 また、木造仏頭も出るので、「運慶作」という意識をもって改めて見ようと思っています。 佐賀県の「運慶流」展には静岡富士市瑞林寺の父康慶作地蔵が出るとも書いてありますが、佐賀まで行くなら静岡に直接行った方が近いですね。
むろさん、情報提供ありがとうございます〜。 いま、いろいろとパニクっていて情報ぜんぜん仕入れていないのでありがたいです。 「芸術新潮」のほうが価格的にも安いし、お得ですね。しかし、うちの近所の本屋さんではきっと売ってないです。取り寄せかなあ……。 阿修羅展、話題になってますね〜。 なんだか関西に住んでいると、「阿修羅、行けばいつでも見れるやん」というイメージですが、関東ではやっぱり違うんでしょうね。ひょっとして阿修羅の前に人垣できたりするんでしょうか。混んでいると何見てるかわからないので困りますよね。でも、ガラスなしとか、後ろからも見えるとかだといいですけどね〜。 まあ、一度閑散期に興福寺国宝館に行ったら、館内に誰の姿もなくて、逆に気持ち悪かったことがありますが……。五月の後半の平日とかに行くと、京都も奈良もかなり空いてますよね。八月とかに行くと、さらに空いてますし。でも八月の京都は恐ろしく暑いです。極力行きたくないです。 そもそも、特にイベントのないときはどこともすいてるんですけどね。そのほうがじっくり見られるんですけど、つい何かのイベントのときに行っちゃうんですよね。一挙公開とかのときに……。そうじゃないときのほうがいい感じで鑑賞できるの、わかってるんですけどね……。 > また、木造仏頭も出るので、「運慶作」という意識をもって改めて見ようと思っています。 わたしも次に見るときは、改めて見ようと思います。前に見たときは、「やけにハンサムだなあ」としか思いませんでした。ので、誰か有名な人の作品なのかな〜とは思っていたんですけど……。運慶っぽかったかはまったくわからなかったです。
昨日のNHK教育テレビ新日曜美術館アートシーンのコーナーで、今山口県立美術館でやっている展覧会「運慶流」の紹介をやっていました。 運慶の作品は例の真如苑大日如来ぐらいのようですが、あとは3代目、4代目とか、周辺の運慶風の作品など。 山口といえば、30年以上前に防府別所の阿弥陀寺へ行ったことを思い出します。また、東大寺南大門の金剛力士が材木の年輪年代測定で山口県徳地町の用材をいつ伐採して使ったものということが判明したのも記憶に新しいところです。 展覧会は12月21日まで、その後佐賀県立美術館に1月1日から2月15日まで巡回するとのこと。東京まで巡回してくれれば行くのに山口、佐賀まではちょっと遠過ぎて無理ですね。
むろさん、情報提供ありがとうございます〜。 山口県立美術館は、かつて興福寺国宝展のときの学芸員の方のブログがものすごくおもしろかったのが印象に残ってます。 いまでもトップページから「過去の展覧会」に入ると読めます。 一番印象に残ったのは、2005-05-04に記載の、無著と世親の衣のすそはつくりが違うという話です。のぞいたらわかるというはなしだったんですが、興福寺北円堂にあるときはきっと無理でしょうね〜。 佐賀はまだ会期中ですよね。さすがにわたしも佐賀・山口はいけないです。関西なら絶対に行くんですけどね……。
またまた取り急ぎ、興福寺特別公開の日程をばっ。 興福寺北円堂 秋の特別開扉 期間 : 2008年10月25日(土)〜2008年11月9日(日) 時間 : 9時〜17時 興福寺 国宝特別公開2008(五重塔初層,南円堂内陣) 期間 : 2008年10月18日(土)〜2008年11月24日(月) 時間 : 午前9時〜午後5時(受付午後4時30分まで) ちぇきっ♪
取り急ぎテレビ情報追加っ。 「流転の運慶仏」BS2で再放送します。 9月20日午後0時15分〜1時00分 今度はアナログBSでも見られるので、アナログなら見れるよ、という方はちぇきっ♪
9月8日(月)14:25〜14:30 NHK教育テレビ「にっぽん心の仏像」で「運慶の仏像」という番組をやります。 同じく 9月8日22:00〜22:50 NHKのBShiビジョンテレビで「流転の運慶仏−大日如来像の謎を探る」という番組をやります。 例の真如苑の大日の話です。 今発売中の小学館サライ9月4日号に「運慶 万世不朽の仕事」という記事があります。 この中の24ページに山本勉氏の紹介があって、9月12日に同氏の著書「運慶にであう」という本(小学館)が発売されると書いてあります。
むろさん、いらっしゃいませ〜。 情報提供ありがとうございます。 流転のほうは告知見て、書き込みしなきゃと思いながらそのままになってしまってました。 気がつけばもう明日じゃないですかっ。 ちなみに9月13日17:00〜17:45に再放送あります。 スタッフブログ見つけました。 http://www.telecomstaff.co.jp/blog/nowmaking/000520.php いわく、 > 番組では東京国立博物館で見るよりももっと近くでこの大日如来像を見られます(笑)。 たしかに、ハイビジョン、じかに見るより鮮明ですよね〜。
8日に放送された「流転の運慶仏」見ました。樺崎寺の跡地の現状など最近の成果も紹介されていたり、オークションにまつわるスキャンダル的な内容ばかりにならないなど、番組としてはよくできていたと思います。注文を言えば、足利義兼のことを詳しく紹介したのだから 願成就院だけでなく、浄楽寺と和田義盛、滝山寺と足利義兼の関係も紹介すれば運慶と東国武士の話しにもっと深みが出た 大日如来ということに焦点を絞っているのだから、初期の円成寺、建久の東寺講堂修理についても触れて欲しかった(運慶が何故足利の大日2体をこのように作ったかが分かる) 足利市は快慶の阿弥陀像も存在しているので、運慶・快慶が両方あるという(京都・奈良を除けば)極めて珍しい土地であり、今まで仏像彫刻としては注目されていなかったけれどもっと注目されてもいいということ これらについても簡単にでも紹介してほしかったが、画像を使うと権利関係の問題があるとか、短い時間の中で何でもかんでも入れるのは無理とか、いろいろ事情はあったのでしょうね。 また、山本勉氏の「運慶にであう」(2,310円)を今日買ってきました。称名寺子院の大威徳明王まで最近の成果も取り入れていたり、また、高野山八大童子の原寸大頭部など最近の美術書ではやりの拡大画像もふんだんに取り入れてあり、なかなか見ごたえのある本だと思います。運慶に絞った一般向けの本では、故松島健氏他共著の「運慶の挑戦」以来の好著だと思います。 今回テレビ番組や山本氏の本を見たことで、あらためて運慶と頼朝・足利義兼の関係を見直してみようという気になりました。山本氏の光得寺論文(東博紀要)、新出大日論文(MUSEUM)、松島氏の滝山寺論文(美術史)などを再度読もうと思い、今本棚などを探しているところです。
レス遅れましてすみません。 10月以降、なんだかんだトラブルが続きまして、ネットをやる余裕がなくなってしまいました。 というか、いまもトラブルの渦中なんですが、このままではいかん、と思い、ためていたレスをあわてて書いています。 「流転の運慶仏」、あれでもテレビでは十分マニアックだったんではないかな、と思います。 例の、卒論を書いた人が登場したのがびっくりしましたが。学部の卒論でホントに何か研究しちゃう人がいるんですね〜。びっくりします。 > また、山本勉氏の「運慶にであう」(2,310円)を今日買ってきました。 おお、また運慶の本が出たんですね。今度大きい書店に行ったら見なければ……。 しかし、いまどうもいろいろとごたごたがありまして、なかなか落ち着いて本屋に行く余裕もないです。なんだかな〜です。